日本家屋
日本の建築様式は、切妻造や寄棟造などいくつか種類があります。
その中でも迫力のある造りとして「数寄屋造り」という建築様式があります。

【数寄屋造りとは】
江戸時代に入るころ出来上がった建築様式で、茶室を取り入れている点が特徴的です。
「数寄屋」という言葉は、「好みに任せて作った」という意味もあるようです。
代表的な建物には、京都の桂離宮や修学院離宮があります。
数寄屋造りは「究極の日本美」とも言われるほど、その建造物の洗礼されたデザイン、造りは素晴らしいものです。
しかし、現在ではそのような数寄屋造りに携われる工務店や大工さんは少なくなってきています。
一般的な住宅に比べると、高額で需要が少ないからです。
個人の住宅で数寄屋造りを採用するケースは少なく、旅館などで用いられる程度です。
日本建築の中にも数寄屋造りは、まだ多く残っています。
実家の家や田舎の中古物件が、案外数寄屋造りだったりします。
物件情報には、「木造2階建て」など簡単な情報しか記載されません。
しかし、同じ木造でも建築様式をある程度知っていれば、その家の価値も見えてきます。
家を検討する際に役立ってきますね。

住宅のメンテナンスとしては、数寄屋造りも切妻造りも基本的には同じ内容になってきます。
外壁や内壁、屋根など傷んでくるところは同じです。
適切なタイミングで改修することによって、長期間その家を使うことができます。
ただし、数寄屋の家は、装飾やデザインを凝ったものにしているケースもあります。
職人さんが対応できるかどうかなどは、事前に確認しておく方が安心ですね。

【新築で数寄屋造りを建てる場合の費用目安】
ちなみに新築で数寄屋造りを建てる場合は、延べ床面積約120m2で3,000万円程度から建築できるようです。
費用の大半は、工賃と建材の材料費に費やされます。
工期は約半年かかるようで、現代の一般的な家に比べると3倍近い工期で、その手間が伺えます。
完全和風住宅になってきますので、家族の意見を聞く必要もあるかもしれませんね。

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